お茶の製造
お茶作りは、明治時代中頃までは、すべて手作りでしたが、現在では、近代的で衛生的製茶機械によって製造されています。しかし、茶作りの基本は手揉技術にあり、茶の製造にあたる人達は常にこの技術の習得にはげみ、よりおいしい茶の製造に努力しています。
荒茶製造工程 ■茶畑 仕上茶製造工程 ■仕上総合 荒茶は、形が大小さまざまな状態で混じりあっているので、〈ふるい分け〉〈切断〉〈木茎分離〉〈風選〉して、形を整えきれいにします。 ■仕上茶乾燥(火入) 茶を、さらによく乾燥させると同時に、独得のお茶の香りや味をひきだします。 ■合組(ごうぐみ) 製品の調整・配合と均一化をはかります。※ここまでが、仕上茶製造工程となり仕上茶と呼ばれます。 ■包装 合組機からとりだされたお茶は計量され茶箱や袋に詰められます。 ■輸送 産地の問屋さんなどから全国各地のお茶屋さんに、トラックや鉄道便で輸送されます。 ■お茶屋さん お茶は、袋や缶に詰められて売られます。 |
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|緑茶の製造工程|烏龍茶の製造工程|
|お茶の分類|
1 生葉を90分程度日光にあてて萎凋[いちょう](しおれ)させる。
2 室内で広げてさらに4〜7時間萎凋と攪拌を行う。
3 300〜350℃に熱した特性の釜で煎って酸化酵素の働きを止める。
4 5〜12分揉捻をする。
5 かたまりをとき、乾燥させる。
|緑茶の製造工程|烏龍茶の製造工程|
|お茶の分類|
1 生葉を室内で16〜18時間萎凋させ水分を55〜60%にする。
2 45分間程揉捻をする。
3 気温20〜26℃で、2〜3時間発酵させる。
4 乾燥する。
|緑茶の製造工程|烏龍茶の製造工程|
|お茶の分類|
|日本茶の 美味しい飲み方。|
|美味しいお茶のできるまで。|
|百薬の長、 日本茶の効能。|
|知って得する お茶の歴史。|